ガスの名義変更・解約

故人がガスの契約者であった場合、名義変更もしくは解約が必要となります。名義を変更して引き続きガスを使用する場合は、口座振替の変更手続きも必要です。葬儀が終わって落ち着いたら、なるべくすみやかに名義変更もしくは解約などの手続きを行いましょう。

届出・手続きのポイント

期限や行う時期 落ち着いたらすみやかに
手続きする場所 ガス会社、金融機関など
準備するもの ガス会社指定の書類、公共料金預金口座振替依頼書など

電話やインターネットで手続きを行う

ガスの名義変更や解約手続きは、電話で行うことができます。毎月届いている請求書や領収書などを探してみましょう。サービスセンターやコールセンターなどの連絡先が書かれているはずです。

電話をかけて、まずは契約者が死亡した旨を伝えましょう。名義変更もしくは解約のどちらを希望するか伝えれば、必要な書類を郵送してくれます。

ガスの名義変更や解約は、インターネットでも行うことができます。ただし、電話もしくはインターネットどちらで手続きするにせよ、ガス会社によって手続き内容が異なります。詳しくは、故人の住まいの地域を管轄しているガス会社のホームページを確認するか、まずは電話で問い合わせてみましょう。

全国各地にあるガス会社

ガス会社は全国各地にあります。参考までに、主なガス会社をピックアップしておきます。

(参考) ※カッコ内は主な営業エリア。

【4大ガス会社】

【その他の主なガス会社】

  • 静岡ガス(静岡県中東部)
  • 北海道ガス(札幌市、石狩市、北広島市、恵庭市、千歳市など)
  • 広島ガス(広島市を中心に広島県海岸部)
  • 北陸ガス(新潟市、長岡市、三条市、加茂市、田上町など)
  • 京葉ガス(市川市、松戸市、浦安市、鎌ケ谷市、船橋市など)
  • 中部ガス(愛知県東三河地方および静岡県遠州地方)
  • 大多喜ガス(茂原市、一宮町、大多喜町、千葉市、市原市など)
  • 新日本ガス(主に岐阜・愛知県)
  • 東日本ガス(主に千葉県我孫子市、茨城県取手市)

これ以外にも、全国各地にガス会社が存在します。まずはどのガス会社と契約しているのかを調べ、しかるべき手続きをとるようにしましょう。

名義変更は、引き落とし口座の変更も行う

名義変更を行ってガス契約を継続する場合は、料金の引き落とし口座変更手続きも必要となります。

引き落とし口座を変更する場合は、金融機関に備え付けられている口座振替依頼書を使います。記入例も参考にしながら必要事項を記入し、窓口に提出しましょう。

なお都市銀行であれば、ガスや電気、水道といった公共料金の振替用紙が、一枚にまとまった依頼書が用意されている場合もあります。金融機関によって名称は異なりますが、おおむね「公共料金預金口座振替依頼書」などの名前がついています。

これを使えば、公共料金ごとに手続きをする手間を省くことができます。金融機関に行ったら、確認してみましょう。

他にも手間を省く方法の一つとして、ATMコーナーに置かれている郵送手続き(メールオーダー)を利用する手段もあります。メールオーダーを活用すれば、窓口で順番を待つ必要がありません。郵送にてまとめて手続きすることが可能となります。

死亡後の手続きは何かと多く、多忙な場合はつい、何かと後回しにしてしまいがちです。ところが、しかるべき手続きをしない状態で、故人が死亡した事実を金融機関が知った場合、口座が凍結されることがあります。

口座が凍結されれば、当然引き落としはできなくなってしまいます。なるべく早く手続きに行くか、インターネットやメールオーダーなどの便利な方法も賢く活用して、できるだけすみやかに必要な手続きをするようにしましょう。

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