届出・手続きのポイント
期限や行う時期 | 落ち着いたらすみやかに |
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手続きする場所 | 契約していたインターネット回線業者及びプロバイダ |
準備するもの | 各社指定の書類など |
60代の約75%がネットを利用!
かつては、「高齢者はパソコンが苦手」というイメージが一般的でした。ところが近年では高齢者にもパソコンが普及し、多くの方がインターネットを楽しんでいます。
総務省が毎年公開する情報通信白書によれば、特に60歳以上のシニア層のネット利用率が著しく高くなっています。たとえば2014年のネット利用率は、次の通り。
- 60代・・・75.2%
- 70代・・・50.2%
自宅でインターネットを利用している場合、インターネット回線業者やプロバイダと契約を結び、月々の利用料金を支払っています。
名義変更もしくは解約の手続きを行わなければ、当然ながら死亡後も利用料金が発生します。なるべく早く、しかるべき手続きを行うようにしましょう。
主なインターネット回線業者やプロバイダ
インターネット回線業者やプロバイダは、数多く存在します。主なものは次の通りです。
(インターネット回線業者)
- NTT東日本
- NTT西日本
- ソフトバンクBB
- KDDI
- UCOM(ユーコム)
- ケイ・オプティコム
- ワイモバイル
(プロバイダ)
- OCN
- ぷらら
- So-net(ソネット)
- au one net(元DION)
- Nifty(ニフティ)
- Biglobe(ビッグロ-ブ)
故人がどの会社と契約を結んでいたかは、契約書もしくは請求書、領収書などを確認しましょう。利用料金を口座引き落としにしているなら、通帳も手がかりになります。
各社手続きの内容が異なる
名義変更や解約の手続きは、各社異なります。まずはホームページを確認するか、電話で問い合わせて、内容を確認しましょう。
なお名義変更に関しては、中には名義変更を認めていない会社もあります。その場合、いったん解約してから新たな契約を結ぶ必要があります。
いずれにせよ会社によって手続き内容が異なりますので、まずは連絡をとり、必要な手続きを確認することをおすすめします。